インタビュー
» 2016年01月13日 08時00分 UPDATE

水曜インタビュー劇場(天候編):新ビジネスの“成功確率”は? 「スポーツ+天気」がやって来そう (1/6)

気象予報会社のウェザーニューズがスポーツチームの支援にチカラを入れている。ラグビー日本代表チームのほかに、さまざまなスポーツを支援しているが、次にどんなビジネスを企画しているのか。担当者に話を聞いた。

[土肥義則,ITmedia]

 気象予報会社のウェザーニューズがスポーツチームの支援にチカラを入れていることをご存じだろうか。2015年秋に開催されたラグビーW杯で南アフリカに歴史的な勝利を果たした日本代表チームもサポートしていたという。

 前回、同社がどんな情報を提供をしていたのかといった話を紹介したが、このほかにもさまざまなことに取り組んでいるようだ。スポーツ気象チームの浅田佳津雄さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンライン編集部の土肥義則。

アマチュアのチームでも「気象情報を活用したい」

yd_we1.jpg ウェザーニューズのスポーツ気象チーム

土肥: 昨年秋に開催されたラグビーW杯イングランド大会で、日本代表が優勝候補の南アフリカに勝ちました。現地のメディアは「史上最大の番狂わせ」などと報じましたが、気象予報会社のウェザーニューズが「気象」面で支援していたことはあまり知られていません。宮崎合宿など試合前の段階から試合当日まで代表チームに天候や風向きなどの予報を提供していたそうですね。

 前回、試合の裏側でどのような情報を提供していたのか、といった話を中心に聞きました。浅田さんの話を聞いていると、他のスポーツにも横展開できると思うのですが、水面下で何か企画していませんか?

浅田: 当社の気象情報はラグビー以外にも、さまざまなスポーツで使っていただいています。代表チームやプロのチームは、当社と「月々○○万円」といった契約ができるかもしれませんが、プロで活躍している人ってスポーツ人口のごく一部ですよね。ほとんどの人がアマチュアでスポーツを楽しまれていますが、資金力に乏しいチームばかりなんです。

 しかし、アマチュアのチームでも「気象情報を活用したい」と思っているでしょうし、「気象リスクを知りたい」と思っているはず。例えば、熱中症で倒れたり、集中豪雨の被害をうけたり、雷に打たれたり。こうした気象リスクを防ぐためにはどうすればいいのか。

土肥: 気象情報を買えればいいのですが、アマチュアのチームは資金力がないので購入することが難しい?

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