アスクルは2月20日、同社の物流倉庫「ASKUL Logi PARK 首都圏」(埼玉県三芳町)で16日午前9時ごろに発生した火災について「建物が倒壊する恐れはない」と発表した。
出火直後から4日間にわたって消火活動を行っているが、鎮火には至っておらず、19日の時点で建物の約6割に相当する約4万5000平方メートルを損傷。倒壊の可能性が指摘されていた。
スプレー缶の爆発が火災につながった可能性があるが、現時点では詳しいことは分かっていないという。
20日午後1時時点でも延焼によって煙が発生しており、三芳町は外出の際にマスクを着用するよう近隣住民に注意を呼び掛けている。アスクルは近隣住民専用の電話相談の受け付けを24時間体制に切り替えて対応している。
法人向けオフィス通販「ASKUL」、個人向けネット通販「LOHACO」は、火災発生直後に注文受け付けを一時停止したものの、16日午後6時に再開。火災の影響で配送キャンセルが発生する見込みはないという。
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