一言で老後と言っても、人によって捉え方はさまざまです。会社を退職する60歳以降を老後という人もいれば、年金を受給する65歳以降を老後という人もいるでしょう。
例えば、経済的な見方で、公的年金や退職金以外に準備した資金を、生活費として使い始める年齢を老後生活の開始時期とした場合、平均65.1歳という調査結果があります(生命保険文化センター 平成28年度「生活保障に関する調査」より)。
つまり、一般的に65歳以降の生活は、それまでの現役時代の蓄えを「食いつぶす」形となる場合が多いということです。
では、あなたに質問です。
「老後にいくら必要か知っていますか?」
例えば夫婦2人が60歳から85歳まで生きたとすると、以下の計算になります。
22万円 × 25年 × 12カ月 = 6600万円
ひと月22万円は、夫婦2人が暮らすため最低限必要となる金額です。もし、あなたが年に数回旅行に行ったり、お孫さんに何か買ってあげたりしたいと思うなら、月35万円、25年で約1億円が必要となってきます。どちらも総額だけ見ればすごい金額ですね。
保険のシミュレーションなどでは、公的年金が3600万円ぐらい支払われるとして、残り最低3000万円を保険で賄いましょう、というのがよくあるパターンです。
copyright (c) "money no tatsujin" All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング