4人に1人が自社を「ブラック企業」と認識している――。MS&AD基礎研究所の調査でこんな結果が出た。
自身の勤め先は「ブラック企業」だと思うか
年代別に見ると、20代の31.0%が自社をブラック企業と認識。年齢が上がるごとに割合は減少し、50代では12.0%まで下がる。
業種別で割合が最も高かったのは、福祉関連従事者(50.0%)だった。同社は「業務の特性として負わなければいけない責任が大きい一方、責任と報酬がアンバランスとなっていることがたびたび指摘されており、そういった現状が反映されている」と分析している。
勤め先に対する不満として最も多かったのは「給与水準」(46.1%)。他には、「昇給制度」(25.6%)、「有給休暇の取得のしやすさ」(21.3%)、「人間関係・職場の雰囲気」(20.9%)――などが多く挙がった。
勤め先への不満
8月10〜14日に、ネットを使って調査し、20〜60代の男女1000人が回答した。
- カウンセラーが教えるアドラー流“捉え方術”
管理職向けにアドラー心理学を応用した教育研修を行うカウンセラーの岩井俊憲さんに、ストレスをかわす“捉え方術”を聞いた。
- 「エナジードリンク率高い系」はもう限界がきている
エナジードリンクは徐々に「社畜アイテム」に変わってきた。そろそろ、普段の食生活や睡眠時間のコントロールで難局を乗り切るという発想になってもいいと思うのだが、「気合いで何とかする」という日本人の体質は変わらないようだ。
- あなたの会社は若者から魅力的に見えていますか?
2018年度の新卒採用が既に盛り上がりを見せている。「新卒の採用なんて関係ねえよ」というサラリーマン諸君も多いことだろう。しかし、サラリーマンとしての保身のためにも、少なくとも自社の採用については関心を持つべきだ。
- 「残業(長時間労働)は仕方ない」はもうやめよう
電通の新入社員が過労自殺するという事件が起こり、話題になっている。政府はいま「働き方改革」を進めて長時間労働の是正に取り組んでいるが、繰り返されてきたこの問題を本当に解決できるのだろうか。労働問題の専門家、常見陽平氏に話を聞いた。
- 近年増えている“6月病”とは?
5月は環境の変化や連休による反動で、体調不調を起こしやすい時期である。「いやいや、私の職場は大丈夫」と思っているかもしれないが安心してはいけない。実はいま、5月ではなく6月に突然メンタル不全で倒れてしまう「6月病」が増えているのをご存じだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.