働く女性が、いま最も「転職したい」と考えている企業はGoogle――転職サービス「DODA」を運営するパーソルキャリアの調査でこんな結果が出た。「イノベーティブで面白い仕事ができそう」「オフィスが自由で開放的」など、社風や労働環境を評価する声が多く挙がった。
2位はトヨタ自動車。「安定していて福利厚生がしっかりしている」「日本を代表する大企業で、安泰のイメージ」など、安定性を評価する意見が集まった。
3位は楽天。選出理由は「社食が朝、昼、晩ともに無料で、福利厚生が期待できる」「英語のコミュニケーションが楽しそう」など。
パーソルキャリアは「『福利厚生』『自由』『安定』などがキーワードになっており、待遇や社風を含む働く環境を転職先選びの理由に挙げる人が多い」と分析する。
4位以降は全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ソニー、リクルートホールディングス、資生堂、パナソニック、ヤフー――と続いた。航空大手2社の選出理由は「飛行機が好き」「航空業界が憧れ」など。
10位以下では、Apple Japan(11位)、アマゾンジャパン(12位)、LINE(18位)、クックパッド(21位)などIT企業が多くランクイン。理由は「端末・サービスをよく利用するから」などが挙がった。
パーソルキャリアは「身の回りにある好きな商品やサービスが転職意向につながるのは、これまでも女性ビジネスパーソンの特徴だった。だが食品・日用品だけでなく、スマートフォンを軸にしたIT関連の商品やサービスを手掛ける企業が上位に入っているのが、今回の調査で見られた大きな変化だ」と結論付けている。
調査は2月14日〜19日にかけて、22〜59歳の働く男女(ホワイトカラー系職種)5975人を対象に、インターネット上で実施した。
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