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就活生の流行語ランキング発表 「ガクチカ」「赤べこ」「神に近づく」の意味は?「面接に行く」は「御社する」

» 2018年08月16日 12時01分 公開
[ITmedia]

 マイナビは8月16日、2018年に就職活動を行った学生(19年卒業予定)の間で流行した就活用語のランキングを発表した。首位は面接でよく質問される「学生時代に力を入れたこと」を略した「ガクチカ」。就活生の間では「私のガクチカはボランティアだった」などの使われ方をしているようだ。

photo 学生の間ではやっている「就活ワード」は?

 2位は選考で落ちることを指す「お祈り」。不採用通知の「今後のご活躍をお祈りしております」との一文に由来する。使用法は「お祈りメールが届いた」「お祈りされた」など。

 3位は企業から選考の結果が届かず、遠回しに不合格だと伝えられる「サイレント」。「黙とう」「サイレントお祈り」などの類語もあるという。

 4位はエントリーシートの略語で、古くからおなじみの「ES」。5位は「ない内定」を略した「NNT」。6位は、企業が内々定を出した学生に対し、他社を受けずに就職活動をやめるよう圧力をかける「オワハラ(就活終われハラスメント)」だった。

photo 「就活の流行語」ランキング(1〜10位)

 7位は「グループディスカッション」を略した「グルディス」。8位の「御社」は代名詞ではなく動詞として使われ、面接に行くことを「御社する」と表現するケースもあるという。

 9位は就職活動を終えるため、入社しない企業に内定辞退の連絡をする「終活」。10位は、就職活動で出会った学生同士が交際することを指す「リクラブ」だった。

 トップ10に入らなかったが、就活生の間で使われ始めている言葉には、「赤べこ」(説明会でうなずき続ける人)、「背泳ぎ」(説明会で真っ先に手を挙げる人)、「神に近づく」(お祈りされ続ける=選考に落ち続けること)――などがあるという。

photo 就活生の間ではやりはじめた「新語」一覧

 調査は18年7月25〜31日にかけて、19年に卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象にインターネット上で実施。1775人から回答を得た。

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