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» 2018年11月03日 06時00分 公開

新モデルは来春発売:JT、プルーム・テックを買うと「もう1本おまけ」実施 大盤振る舞いでアイコス対抗か (1/2)

JTが「Ploom TECH」スターターキットを購入した顧客に対し、同キットをもう1つ提供するキャンペーンを始める。この“大盤振る舞い”にはどんな目的があるのか。同社の決算資料から狙いを探った。

[濱口翔太郎,ITmedia]

 JT(日本たばこ産業)は11月5日から、加熱式たばこ「Ploom TECH(プルーム・テック)」のバッテリー・ACアダプター・USBチャージャーをセットにした「スターターキット」を実店舗で購入した顧客に対し、同キットを無償でもう1つ提供するキャンペーンを展開する。ユーザーは複数台所有することで、シーンやフレーバーに応じた使い分けが可能になるという。

photo JTの加熱式たばこ「プルーム・テック」のスターターキット(=公式Webサイトより)

 対象店舗は、全国の専門店「Ploom Shop」(成田空港店を除く)、コンビニエンスストア、一部たばこ販売店など。キャンペーンは規定の数量に達し次第終了する。

 JTは「個人でプルーム・テックを複数台持ちすると、フレーバーごとの使い分けや職場と自宅での使い分けが可能になるほか、バッテリー切れ対策にも有用だ」とコメント。

 ユーザーに対して「ご友人の成人喫煙者に(キャンペーンで受け取ったプルーム・テックを)プレゼントしたり、(スターターキットを)一緒に購入して(一つずつ)シェアしたりするなど、複数人でお楽しみいただくこともできる」と呼び掛けている。

photo キャンペーン開催に当たってのJTのコメント(=ニュースリリースより)

競合・PMJは新型「アイコス」投入

 喫煙者にはうれしい企画だが、メーカーが主力製品を無償配布するだけでなく、「友人にあげてほしい」と呼び掛けるケースはあまりない。JTがこうした“大盤振る舞い”ともとれるキャンペーンを行う背景には、競合の動向があると考えられる。

 日本の加熱式たばこ市場では、フィリップ モリス ジャパン(PMJ)が展開する「アイコス」が圧倒的なシェアを占めている。プルーム・テックや、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)の「glo(グロー)」の台頭で盛り返しつつあるものの、いまだアイコス優位は揺るがない。

 PMJはさらなるシェア拡大を図るため、充電時間を従来モデルから40秒短縮した「アイコス3」、ヒートスティックを約10本連続で喫煙できる「アイコス3マルチ」を11月15日に市場に投入する予定だ。

ALTALT 新型の「アイコス3」(=左)、「アイコス3マルチ」(=右)
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