マツダは2月8日、スポーツカー「MX-5(日本名:ロードスター)」の誕生30周年を記念した特別仕様車「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」を、米国で開催中のシカゴオートショーで世界初公開したと発表した。専用色「レーシングオレンジ」を採用し、鮮やかな車体に仕上げている。全世界で3000台限定で販売する。
マツダ「MX-5(日本名:ロードスター)」の誕生30周年を記念した特別仕様車「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」(米国仕様)
1989年に誕生したMX-5は、これまでに世界で100万台以上を販売している。世界中の顧客やファンへの感謝と今後の期待を込めて、「心が沸き立つ一日の始まりを予感させる、朝焼けのような」(同社)オレンジ系の特別色を開発した。
朝焼けのような特別色「レーシングオレンジ」を採用
専用ボディーカラーに加え、MX-5用に開発した鍛造アルミホイール(RAYS ZE40 RS30)や、シリアルナンバー付オーナメントなどを採用。ソフトトップモデルと、電動格納式ルーフを採用したリトラクタブルハードトップモデルを販売する。
マツダ「MX-5(日本名:ロードスター)」30周年記念車
日本国内の販売方法は今後、30周年アニバーサリーサイトで公表する予定。
- 歴代ロードスターに乗って考える30年の変化
3月上旬のある日、マツダの初代ロードスターの開発に携わった旧知の人と再会した際、彼は厳しい表情で、最新世代のNDロードスターを指して「あれはダメだ」とハッキリ言った。果たしてそうなのだろうか……?
- マツダCX-8 乗ってみて感じたプラスαの価値
マツダの新型SUV「CX-8」の受注が好調。3列シートSUVの狙いと価値とは何か。試乗して体感した。
- マツダの新型アクセラ、失敗できない世界戦略
新型Mazda3(アクセラ)はいわゆるCセグメント。フォルクスワーゲン・ゴルフをベンチマークとする小型車で、トヨタ・プリウス、カローラなど世界最激戦区で戦うモデルだ。マツダにとって失敗が許されないモデルであり、成功すればマツダのイメージを大躍進させる重要な位置付だ。
- ロードスターの改良とスポーツカー談義
マツダはロードスターとロードスターRFを商品改良して発売した。何がどう変わったのか。また、そこに秘められたマツダの思いとは。詳しく解説していこう。
- 「セダンを大切にしている」 マツダの「アテンザ」大幅改良
マツダは、主力モデル「アテンザ」(セダン・ワゴン)を大幅改良。スポーツタイプ多目的車(SUV)の需要が拡大する中、フラッグシップセダンの新型アテンザを投入し、顧客層の再拡大を狙う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.