「夜、子どもがなかなか寝なくて、困っている」といった親も多いのでは? そんなパパやママたちから注目されている玩具がある。セガトイズの「Dream Switch(ドリームスイッチ)」だ。
2017年11月に発売された「Dream Switch」は、子どもに読み聞かせできるプロジェクター。ナレーターによる語り付きの動く絵本を、寝室の天井に映す。登場するキャラクターや背景は眠りを誘う絶妙なスピードで動き、BGMとナレーションも、ゆったりとしたスピードで流れる。字幕を表示することもでき、ナレーションをオフにすれば、パパやママが読み聞かせることも可能だ。
まず、ディズニーの物語を収録した「ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズ Dream Switch」を発売。18年11月に、世界中の童話や絵本を収録した「動く絵本プロジェクター Dream Switch」を追加した。これまでにシリーズ累計で10万台以上を販売している。
動く絵本プロジェクター「Dream Switch」。写真は「ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズ Dream Switch」
暗くした寝室の天井に動く絵本を映し出し、子どもに読み聞かせができる((c)Marcus Pfister/KODANSHA)
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