移住する際に意識したことを尋ねた。最も多かったのは「買い物などの日常の便利さ」(43.8%)、次いで「住み心地のよい家」(43.1%)、「自然の豊かさ」(39.0%)だった。利便性や快適性など、日常生活の質の向上に重きがおかれていることが分かった。
現時点での地方移住への選択は成功だったと思うか聞いたところ、「はい」と答えた人は48.6%、「どちらともいえない」が43.1%だった。同社は「移住してから後悔をしないためには、移住検討中にその土地の情報をしっかりリサーチすることや、実際に住んでいる人の生の声を聞くなど、理想と現実のギャップを埋めていくことが非常に重要になる」と話した。
今後、都市部へ居住環境を戻す予定があるか尋ねたところ、46.2%が「予定はない」と答えた。地方移住を成功だと感じている人は今後も地方での居住を続行する意向が強く、一方で「成功ではない」「どちらとも言えない」と答えた人が都市部に戻ることを視野に入れていた。
今回の調査は、日本国内在住で都市部から地方への移住経験がある人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は22年11月10〜20日、有効回答数は290人。
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