ホットリンクは8月31日、「2016年夏にビールと一緒に楽しまれている食べ物」のランキングを発表した。「ビール」「麦酒」に関するツイート17万9330件を抽出し、関連する語を分析した。その結果、2位以下に大きく差をつけてギョーザが1位となったという。
ギョーザが首位となった理由は、定番であるといった理由の他には、調査期間中の7月14日に放送されたTV番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「ビールにあうつまみ対決」のコーナーで取り上げられたことも一因となっている。
2位は枝豆。ギョーザと枝豆の人気の違いは、その地域の食文化を反映している。ギョーザは「餃子の王将」「大阪王将」などの本店がある近畿地方や、ギョーザ消費量が全国でも高い九州・沖縄地方での支持が高い。一方で、枝豆消費量日本一である新潟県が含まれる中部地方では、枝豆の方が人気が高い。
以降は、焼き肉、焼き鳥――と定番の食べ物が並ぶ。5位にランクインしたのはアイス。「アイスをつまみにビール」といった楽しみ方以外にも、「コーヒーフロートのようにアイスをビールに入れる」という新たな楽しみ方が、WebニュースをきっかけにSNSで話題になった。
7月1日〜8月18日にかけて、同社のソーシャル・ビッグデータ分析ツール「クチコミ@係長」で調査を行った。
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