Appleの「Rendezvous」にWindows、Linux、Java版登場

設定の手間がかからないAppleのネットワーク技術「Rendezvous」に、Java、Linux、Windowsに対応する版が登場した。詳細な情報は同社の開発者向けサイトで入手できる。

» 2004年07月01日 09時36分 公開
[IDG Japan]
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 米Apple Computerは、Mac OS X 10.2のリリース以来、設定の手間がかからないネットワーク技術「Rendezvous」をPRしてきた。現在ではJavaクライアント、LinuxやSolaris、FreeBSDなどのPOSIXプラットフォーム向けの版や、Windows向けのテクノロジープレビュー版を提供することで、Rendezvousをさらに広める考えだ。Rendezvousに関心のある開発者はAppleの開発者向けサイトで詳細な情報を入手できる。

 Rendezvous対応のMacとネットワーク機器・サービスは、ネットワーク管理者などの助けを借りず、設定を自動的に変更してそれぞれを認識できる。Mac OS X上で最も効率的に機能するというが、Zeroconfというオープン業界標準をベースにするRendezvousの基盤技術は、Mac固有のものではない。

 Mac以外のプラットフォームに向けたRendezvousは、エンドユーザーがシステム上で稼働させる目的でダウンロードしてインストールする類のものではなく、進行中のプロジェクトをRendezvousに対応させるため、ソースコードに取り入れてもらう狙いがある。

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