IDG 速報
2004/08/04 08:23 更新


LinuxでWindowsアプリを動かすソフトに、ターボリナックスが関心

フィリピンの新興企業が開発したWindowsアプリケーションをLinux上で動かすソフト「David」の取り扱いに、ターボリナックスが関心を示している。(IDG)

 フィリピンの新興企業SpecOps Labsは、ほぼすべてのWindowsアプリケーションをLinux上で動かすソフトを開発している(関連記事参照)。このソフトでは、既存のオープンソースソフトと同社の作成したプロプライエタリなコードを利用するという斬新なアプローチを採っているという。

 SpecOpsは「David」という製品の詳細については明かそうとしないが、コンセプト実証のデモを業界のパートナー候補に最近デモしている。7月には日本のLinuxベンダー、ターボリナックスが同意書にサインし、David取り扱いを検討する意思を示した。

 ターボリナックスの国際事業担当ディレクター、マイケル・ジェニングス氏は、「これまで知った範囲では、インストールが非常に簡単なようで、いったん入れてしまえばバックグラウンドで動作するようだ」と話す。

 しかしながら、ターボリナックスはDavidの出荷について確約したわけではないという。Davidに関しては、SpecOps labsの中で動作するところしか確認できていない。「ターボリナックスのラボの現場で見たわけではなく、当社のエンジニアが直接目にする機会もまだない」とジェニングス氏。

 Davidは基本的に、LinuxユーザーがWindowsコードを実行するために使う最も一般的な2つの手法を組み合わせたものだ。オープンソースのWINEのほかに、プロプライエタリなWindows API、VMwareのような仮想化コンポーネントが含まれる。こうしたコンポーネントがWindowsの各部分をシミュレートし、Linux上でInternet ExplorerやMicrosoft OfficeのようなWindowsアプリを動作させるのに使われることになる。

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