富士通SSL、情報漏えいを抑止する「セキュアサーバ構築サービス」

富士通SSLは、情報漏えいを抑止する「セキュアサーバ構築サービス」を8月23日から提供する。

» 2004年08月13日 20時45分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は8月13日、情報漏えいを抑止する「セキュアサーバ構築サービス」を8月23日から提供すると発表した。

 同サービスは、同社のセキュリティ管理強化製品「PC/Safeシリーズ」のサーバ上のデータ持ち出し防止機能を利用して提供するもの。ファイルサーバへのアクセスをクライアントPCからファイル単位で制御する「ファイルサーバ・セキュリティサービス」と、プログラムのプロセスなどシステムリソースのアクセス制御によりOSレベルで攻撃を遮断する「システムリソース・セキュリティサービス」の2種類サービスを用意する。

 セキュリティ技術だけでなく、コンプライアンス(法令順守)の面にも配慮し、同社独自の技術者認定制度のセキュリティエキスパート「ITエンジニア(セキュリティ)」の資格保有者がサービスを提供する。同社の認定制度には経産省のITスキルスタンダードを取り入れているという。

 価格はWindowsを対象としたファイルサーバ・セキュリティサービスが140万円から、Linux/Solaris/Windowsを対象とするシステムリソース・セキュリティサービスが300万円からとなっている。同社は3年間で5億円の売上を見込む。

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