富士通SSL、「PC/Safeシリーズ」の情報漏えい対策機能を拡張

富士通SSLは、PCセキュリティ管理を強化する「PC/Safeシリーズ」で、組織内部からの情報漏えいを防止するサーバ内の「機密データ持ち出し対策機能」を拡張した。

» 2004年07月26日 19時22分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は7月26日、PCセキュリティ管理を強化する「PC/Safeシリーズ」で、組織内部からの情報漏えいを防止するサーバ内の「機密データ持ち出し対策機能」を拡張したと発表した。同日提供を開始した。

 「データ持ち出し対策機能」は、ファイルサーバ上の保護対象ファイル/フォルダのアクセス制限機能や、印刷/プリントスクリーンを禁止する機能を備えるほか、ファイルサーバ上の保護対象ファイルの操作やサーバへの不正接続などのログを取得し、操作履歴を把握することを可能だ。

 クライアントPCに普段と異なる外部記憶装置が接続されたり、ネットワーク共有ドライブが増えたなどの構成変更が起こった場合には、変更されたデバイスへの書き込みを禁止し、管理者へ通知メールを送信する機能も備える。

 価格はサーバライセンスが50万円、クライアントライセンスが9800円となっている。

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