W3C、合成記述言語仕様の勧告リリース

» 2004年09月09日 07時25分 公開
[ITmedia]

 標準化団体のW3C(World Wide Web Consortium)は9月8日、音声合成記述言語仕様の「Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.0」をW3C勧告としてリリースした。

 SSMLはXMLを基盤とした言語で、これを採用することで発音、音量、速さなどを調整でき、Webの音声対応機能を強化することが可能になるとW3Cは説明。携帯電話やPDAなど音声合成機能を持つハードやソフトの間で横断的な相互運用を推進する一助になるとしている。

 SSMLは、Web上の音声アプリ開発仕様を定めるW3C Speech Interface Frameworkを構成する要素の一つ。VoiceXML 2.0およびSpeech Recognition Grammar Specification (SRGS)と並び、Voice Browser作業部会が仕様策定を手掛けている。

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