ガウディのサグラダ・ファミリア大聖堂建築にIBM=DassaultのCATIAが活躍

1世紀以上も建設が続いている、ガウディの遺作「サグラダ・ファミリア大聖堂」で、IBMのプロダクトライフサイクル管理製品が一役買っている。

» 2004年12月15日 08時47分 公開
[ITmedia]

 スペインの建築家、故アントニ・ガウディが手掛けたサグラダ・ファミリア大聖堂の早期完成に向け、IBMとDassault Systemesのプロダクトライフサイクル管理(PLM)製品が一役買っていると、両社が12月14日発表した。

 バルセロナのサグラダ・ファミリア大聖堂は1882年に建設に着工したが、1926年にガウディが死去、1世紀以上たった現在も完成のめどは立っていない。

 大聖堂の建築に当たっているSagrada Familia Foundationは、Dassault Systemesが開発したIBM PLMソリューションである「CATIA V5」を大聖堂の建設に導入。これによって、地元の採石場から花崗岩を調達するためのツールをソフトと連携させるといった、困難な問題が克服されたという。

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