サイバーソリューションズは、企業の電子メールサーバで送受信されるデータをすべて複製し、必要に応じて検索できるシステム「MailBase」の販売を開始した。
サイバーソリューションズは1月19日、企業の電子メールサーバで送受信されるデータをすべて複製し、必要に応じて検索できるシステム「MailBase」の販売を開始した。価格は150万円から。
意図的な情報漏洩を未然にやめさせる抑止効果や、万一漏洩事件が発生してしまった場合の原因究明を目的として、社員がやり取りする電子メールをすべて記録するシステムが注目を集めている。MailBaseもそうした製品の1つで、同社の検索システム「CyberFinder」およびWebメールシステム「CyberMail」の技術を下敷きにしている。
MailBaseでは、送受信したメールを添付ファイルも含めてすべて複製し、保存する。蓄積されたデータに対する全文検索、即時検索が行えるほか、期間に応じて分割してアーカイブすることも可能だ。管理作業はWebベースのインタフェースで行え、LDAPと連携してのアクセス制御も可能という。
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