シマンテック、Brightmailの技術をベースにしたスパム検出サービスをいよいよ開始

シマンテックは3月より、企業向けウイルス対策製品のオプションサービスとして、スパム検出サービス「Symantec Premium AntiSpam」を開始する。

» 2005年02月02日 19時02分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは2月2日、企業向けウイルス対策製品「Symantec AntiVirus Enterprise Edition」やゲートウェイレベルのウイルス対策製品「Symantec Mail Security」の顧客向けオプションサービスとして、「Symantec Premium AntiSpam」を発表した。

 Symantec Premium AntiSpamは、シグネチャのほか、ヒューリスティックス検出やレピュテーションフィルターなど20種類以上のフィルタリング技術を用いてスパムを検出、ブロックするサービス。米Symantecが2004年5月に買収したスパム対策企業、Brightmailのテクノロジをベースにしたものだ。

 同社によれば、検出の基準となる情報は10分ごとに更新されており、Symantec Premium AntiSpamによるスパムの検知率は95%、判定精度は99.9999%に上るという。ただ、日本語環境での検出率については明らかにされていない。

 Symantec Premium AntiSpamの価格は、10〜24ライセンスの場合で1ライセンス当たり年額3200円。3月14日よりサービスが開始される。

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