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» 2005年02月22日 11時01分 UPDATE

VAリナックス、オープンソースに関する信条とコミュニティーへの約束を条文化

VAリナックスは、オープンソースに関しての信条とコミュニティーへの約束を条文化し、今後もオープンソースの発展とともに歩むことを明確に示した。

[ITmedia]

 VA Linux Systems Japan(VAリナックス)は2月22日、オープンソースソフトウェア及びコミュニティとかかわる上での、組織としての信条とコミュニティーへの約束を条文化した「VA Linux:オープンソースソフトウェアについての約束」(VA Linux:Statement of Our Commitments on Open Source Software)を公開、その声明の履行を宣言した。同社が示した声明文は次のとおり。

  1. VA Linuxはオープンソースを支持します
  2. VA Linuxは従業員がオープンソース・プロジェクトに関わることを認めます
  3. VA Linuxは積極的にオープンソース・コミュニティーにお返しをします
  4. VA Linuxはオープンソースコードの権利を適切に処理します
  5. VA Linuxはコミュニティーを信頼し、高いレベルで協調します

 この条文を各論に落とし込んでみるとより分かりやすいだろう。例えば、自社開発のソフトウェアは原則的にオープンソース・ソフトウェアとして公開するほか、場合によってはその著作権も放棄するという。また、自社の業務に直接関係するかしないかに関わらず、従業員がオープンソース・プロジェクトに参加あるいはプロジェクトを立ち上げることを認めている(もちろんその責任も基本的には従業員個々人に帰することになる)。しかも、その開発にあたって同社のリソースが使用されたとしても、その権利を主張するようなことはないという。

 同社は2000年の創業以来、日本のソフトウェア産業の発展とそれに寄与する人材の輩出をミッションとし、オープンソースの世界に深く関わってきた。今回の声明は、これまでの同社の歴史を振り返り、創業以来曲げることなく貫いてきたオープンソースソフトウェアに対するスタンスを条文化することで明確化し、今後のビジネスの方向性に対する指針となるものだといえる。Linuxビジネスを手がける企業は多いが、オープンソースおよびコミュニティーに対するスタンスをここまで明確に示した企業は少なくとも国内には例を見ない。こうした条文を発表した意図をVAリナックスのマーケティング部長で、OSDNユニットのユニット長も務める佐渡秀治氏に話を聞いているので、そちらもご覧いただきたい。 → インタビュー記事へ

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