MS、ソースコード開示プログラムを東欧に拡大

MicrosoftはShared Source Initiative(SSI)を東欧7カ国に拡大した。Microsoftにとって東欧は、過去4年で最も急成長した市場。(IDG)

» 2005年03月22日 09時25分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Microsoftは3月21日、Shared Source Initiative(SSI)を東欧7カ国に拡大したことを明らかにした。対象国の顧客、パートナー、学術機関向けに、同社の一部ソースコードを開示する。

 MicrosoftなどのITベンダーが東欧への注力を強める中、キプロス、エストニア、ラトビア、リトアニア、マルタ、スロバキア、スロベニアの7カ国が今回SSIプログラムに追加された。昨年5月には欧州連合(EU)とポーランド、ハンガリー、チェコがSSIに加わり、Microsoftが公開したソースライセンスプログラムを利用している。

 Microsoftにとって東欧は、過去4年で最も急成長した市場だった。同地域での成功を反映してMicrosoftは先月、東欧業務の責任者を務めていた人物を、新たに欧州/中東/アフリカ地域の公共セクター担当責任者に起用している。

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