シマンテック日本法人は、当初の予定を前倒しし、日本語版Norton AntiVirus 2005向けのパッチの配布を開始した。
シマンテック日本法人は4月1日、3月28日に公開された「Norton AntiVirus」に存在する2種類の脆弱性に対する一部パッチの提供を開始した。
この脆弱性は、Norton AntiVirusのAuto-Protect機能に原因があり、悪用されるとシステムがクラッシュするなどしてDoS状態に陥るという問題。
シマンテックでは当初、日本語版のNorton AntiVirus 2005およびNorton Internet Security/Norton System Works 2005向けのパッチは来週以降提供するとしていたが、予定を前倒しし、4月1日よりLiveUpdateを通じて配布を開始した。
なお、脆弱性のうち1つが影響するNorton AntiVirus 2004のほか、同製品を含むNorton Internet Security/Norton System Works 2004向けのパッチは引き続き準備中。パッチが完成しだい配布するとしている。
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