大東銀行、顧客情報入りメモリカードを紛失

福島県の大東銀行が、顧客4552件分の口座番号や預金残高を記録した営業支援端末用メモリカードを紛失。

» 2005年05月06日 19時26分 公開
[ITmedia]

 地銀の大東銀行(本店:福島県郡山市)は5月6日、顧客4552件の口座番号などを記録したフラッシュメモリカードを紛失したと発表した。

 記録されていた情報は個人4488件、法人64件の氏名と住所、口座番号、預金残高、貸出金残高など。いわき東支店の営業支援端末用カード1枚に記録されていた。

 紛失が分かったのは5月2日朝で、現在までに見つかっていない。担当者が最後にカードを使用したのは4月28日夕方の帰店処理後だったという。

 同行は「行内で誤って廃棄した可能性が高い」としている。データは暗号化とID・パスワードで保護されている上、専用端末でしか読み込めないため、情報漏えいの懸念は極めて低いとしている。

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