エントラスト、フォーム入力データなどを暗号化する「TruePass」をバージョンアップ

エントラストジャパンは、HTMLページや、Webフォームに入力されたデータを暗号化し、電子署名を付与する「Entrust TurePass 8.0」の販売を開始した。

» 2005年05月31日 17時18分 公開
[ITmedia]

 エントラストジャパンは5月31日より、HTMLページや、Webフォームに入力されたデータを暗号化したり、デジタル署名を付加したりするソフトウェアの最新バージョン、「Entrust TurePass 8.0」の販売を開始した。

 Entrust TruePassは、電子証明書とJavaアプレットを活用し、HTMLコンテンツなどを暗号化し保護するための製品。クライアント側に専用ソフトウェアを導入する必要がないこと、通信経路を暗号化するSSLに対し、エンドツーエンドでデータを保護できる点が特徴だ。

 新バージョンでは、ダウンロードするJavaアプレットをさらに軽量化したほか、ファイルに対する署名/暗号化の際のアップロード容量を250MBに拡大した。合わせて、サーバ側の対応プラットフォームの拡張が図られ、Windows Server 2003をサポート。クライアント環境も対応が広がり、Mac OSとSafari、LinuxとMozillaの組み合わせでも利用できるようになった。

 同時に無償で提供される「Entrust Authority Self-Administration Server」を組み合わせることで、パスワードの復旧や証明書の再発行といった作業をエンドユーザー自身が行うこともできる。

 Entrust TruePass 8.0の価格は500ユーザーで840万円から。

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