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» 2005年06月03日 01時17分 UPDATE

行けない人もこれで安心――LinuxWorldフォトリポート Vol.2

LinuxWorldフォトリポートの第2弾は、ソフトウェアベンダーを中心にお届けする。今回のLinuxWorldでは会場のあちこちでGeekoを目にすることができる。

[西尾泰三,ITmedia]

 6月1日から3日間、東京ビッグサイトで開催されているLinuxWorldExpo/Tokyo 2005。フォトリポートの第2弾は、ソフトウェアベンダーを中心にお届けする。

ノベル

 会場に入って最初に目に飛び込むのがノベルのブースだ。今回、同社では3つの製品を中心に展示が行われている。基幹システムでの利用にも耐える「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9」(SLES 9)、SLES 9上に統合化されたディレクトリサービス、ファイルサービス、プリントサービス、クラスタリングネットワークサービスなど同社がこれまで培ってきた技術を数多く移植した製品で、NetWareからのマイグレーションとして用意されている「Novell SUSE Open Enterprise Server」(SUSE OES)、そしてITリソース管理を行う「Novell ZENworks 7 Suite」の3つだ。

 そのほか、6月2日にリリースされた日本SGIとの提携に関連して(関連記事参照)、Altixサーバも展示されている。

Altix ノベルのブースに置かれた日本SGIのAltixとGeekoたち

 今回、ノベルのブースでは、アンケートに答えることでスターバックスのコーヒーがもらえるほか、マスコットのカメレオン(Geeko)のぬいぐるみが当たるイベントなども行われており、今回のLinuxworldで一番にぎわっている。また、Geekoの姿はほかのブースでもよく見かけるため、日本においてもNovell SUSE LINUXの存在感が高まっていることを感じさせる。

レッドハット

 そのノベルと商用Linuxディストリビューションで覇を競うレッドハットは、会場のほぼ中央にブースを構え、4月に国内でも正式発表した「Red Hat Enterprise Linux 4」(RHEL 4)を紹介している。ブースでは、参加者にスキルチェックテストを行わせ、自身に合ったRed Hat資格試験はどれなのかを教えるコーナーなども用意されていた。

レッドハットブース 数年ぶりにブースを出展したレッドハットのブース

 Red Hatは米国時間の6月1日、2004年9月に買収したAmerica Online(AOL)のNetscape Enterprise関連資産のうち、「Netscape Directory Server」をベースとするディレクトリサーバ製品を「Red Hat、Directory Server」として発表、合わせてコミュニティーには「Fedora Directory Server」として提供した(関連記事参照)

 残念ながら実際の製品は展示されていないが、6月3日の最終日には同製品に関するプレゼンテーション(もしくはデモ)が予定されている。午後2時から3時ごろにかけて行われるようなので、気になる方は足を運んでみるとよいだろう。

ミラクル・リナックス

 ミラクル・リナックスのブースでは、この秋にリリース予定の「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」のコアとなる「Asianux 2.0」関連の展示が多い。また、先日発表した日本ストラタステクノロジーとの戦略提携を受け(関連記事参照)、ブースには日本ストラタステクノロジーの「ftServer」が置かれている。説明員の話では、ftServer関連のモジュールは、Linuxディストリビューションにマージされるのではなく、別CD-ROMの形で用意されることになるという。そのほか、64ビットサーバ上でOracle 10g RACとMIRACLE CLUSTRPROを組み合わせたクラスタソリューションなども展示されていた。

miracle ミラクルのブース。説明員の横にあるのがftServer

NEC

 フォトリポートのVol.1で紹介できなかった大手ハードウェアベンダー、NECのブースでは、「エンタープライズLinuxソリューション for MC」(関連記事参照)をテーマに、多くの展示や実機デモが行われている。NX7700iやExpressだけでなく、Itanium 2のアーキテクチャをACOSアーキテクチャに変換する「ACOSプラットフォームテクノロジ」を搭載したメインフレーム「ACOS i-PX9000」も展示している(関連記事参照)

NECのサーバ製品群 i-PX9000を中心にNECの製品群が並ぶ

 また、同社では組み込み分野でもパケット交換機や携帯電話などLinuxを多岐にわたって採用し、多くのシステム開発の実績を持っているが、そうした取り組みの最先端を示すものとして、将来の携帯電話のアプリケーションプロセッサとして期待がかかる「MP211」を出展している。

MP211 地上波デジタル放送規格に準拠したH.264フォーマットの再生デモも

 このほかにもベリタスのブース、テンアートニと大塚商会のブースなどに多くの人が集まっていた。どちらもブースの大半をミニシアターとし、製品情報やオープンソース・ソフトウェアへの取り組みを紹介している。後者のブースではLifeKeeper for Linuxのほか、EXGEN LDAP Managerなどが展示されていた。

VERITAS VERITASのブース
10oo.jpg テンアートニと大塚商会のブース

 次回のフォトリポートでは、これまでに紹介できなかった.orgパビリオンなどを中心にお届けする予定だ。

? 某ブースでは見慣れないOSも展示されていた。詳細は次回に

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