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» 2005年06月28日 20時41分 UPDATE

2005 JavaOne Conference:CompuwareなどからJavaOneで新ツール続々発表

モデル駆動開発ツールの新版や、Webアプリケーション用のリッチレンダリング技術、リッチインターネットアプリケーションプラットフォームの新版などが登場。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 米サンフランシスコで今週開催のJavaOneでは、CompuwareやICEsoft Technologiesなどのベンダーが、モデル駆動型開発やWebアプリケーション、グリッドなどのためのツールを発表している。

 Compuwareは、モデル駆動型アーキテクチャ対応の開発ツール「OptimalJ 4.0」を発表した。新バージョンでは、UML 2.0 Activety Diagramへの対応によってプロセス指向開発機能が加わった。この機能は、イベントや相互作用を記述するための拡張型のデータフロー図を提供する。

 新バージョンではまた、Eclipseプラットフォーム対応の「Developer Edition」が用意されている。CompuwareのOptimalJプロダクトマネジャー、マイク・ソーイッキ氏によると、Developer Editionでは、OptimalJで開発したアプリケーションをEclipseエディタを使って拡張できる。

 OptimalJは来年以降、すべてのエディションがEclipseベースとなる。「誰に話を聞くかにもよるが、(Eclipseは)非常に人気が高い」とソーイッキ氏。

 Compuwareはさらに、OptimalJの変換パターンを開発者同士が共有し、共同作業を行える場として、「Pattern Plaza」というオンライン情報交換サイトを立ち上げる。

 OptimalJにはDeveloper、Architect、Professionalの3種類のエディションがある。モデリングとコードの機能を特徴とする「Professional Edition」は価格6000ドルから。モデルの変更が可能なエディタを搭載した「Architect Edition」は1万8000ドルから。Developer Editionは2200ドルから。

 ICEsoft Technologiesは、JavaベースWebアプリケーション向けの新たなリッチレンダリング技術「Icefaces」を発表した。これはWebアプリケーションとやりとりするJ2EEアプリケーションサーバ技術として機能するもので、特許申請中の技術を使い、JavaServer Facesフレームワークを拡張している。

 ICEsoftによると、J2EE Webアプリケーションはブラウザの利用を想定しており、専用のプラグインやクライアントソフトを必要としない。メリットとして、ページ表示時間の短縮、レスポンスの改善、部分的なページ更新、リアルタイムUI更新、スクロールバーのメンテナンスなどが挙げられるという。

 Nexawebは、リッチインターネットアプリケーションプラットフォームの新バージョン「Nexaweb 4.0」をリリースした。プラグインフレームワークによって、作表などのサードパーティー製Javaコンポーネントを組み込めるようにしていること、およびメッセージングバスによってセキュアなリアルタイムコミュニケーションと配達順序保証を実現している点が特徴。また分散XMLエンジンにより、ネットワーク経由の追加アップデートやデータ自動同期に対応している。

 「当社はSOA(サービス指向アーキテクチャ)対応のコンポジットアプリケーションプラットフォームを目指している」とNexawebの創業者で最高技術責任者(CTO)のコーチ・ウェイ氏。

 Nexaweb Server、Messaging、Client、StudioからなるNexaweb 4.0は、今週出荷される。

 GigaSpaces Technologiesは「Enterprise Application Grid」(EAG)技術のバージョン5.0を発表した。同社によると新版では、Virtual Application Serverによって高スループットで遅延の少ないアプリケーションを配置でき、キャッシング、並列処理、メッセージングバスなどの分散アプリケーションサービスを実現する。

 新版は動的なサービスプロビジョニングとモニタリングのフレームワークを特徴としており、低価格なコモディティハードウェアを集めてプールし、その上で、サービスレベルアグリーメント(SLA)に基づいてアプリケーションを実行することができる。この技術は金融、通信、運輸などの業種に適している。

 JNetDirectは、組み込み型クロスプラットフォーム統合技術の「JBIS(JNetDirect Business Interaction System)3.0」を発表した。新バージョンではユーザーのアプリケーションに直接、統合機能を組み込むことができる。

 オブジェクトリレーショナルマッピングツールのメーカーSolarMetricは、EJB(Enterprise JavaBeans)3.0に対応した「Kodo for EJB 3」を発表した。

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