IBM、PC事業売却の影響で減収

IBMの4〜6月期決算は、LenovoへのPC事業売却の影響で売上高が前年比4%減となったが、それ以外では前年同期に比べ増益となった。

» 2005年07月19日 07時16分 公開
[ITmedia]

 米IBMが7月18日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、PC事業売却の影響で売上高が前年同期比4%減の223億ドルとなった。PC事業を除外すると6%の増収になる。

 継続事業の利益は18億5000万ドル(1株当たり1.14ドル)。これには人員削減の経費17億ドル、PC事業の売却益11億ドル、Microsoftとの和解で支払いを受けた7億7500万ドルが含まれる。これら一時的な項目を除いた利益は18億2000万ドル(同1.12ドル)で、前年同期の17億4000万ドル(同1.01ドル)に比べ増益となった。

 ビジネスパフォーマンストランスフォーメーションサービスやソフト事業が2けた台の増収で好調に推移。ハード収入は、Lenovoに売却したPC事業収入が4月分のみ計上されたため前年比で25%の減収となった。

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