PacketBlackHoleの新バージョンはデータベース操作も一目瞭然に

ネットエージェントは、データベースやファイル共有の操作についても把握が可能なネットワーク・フォレンジック製品「PacketBlackHole Version 4」を発表した。

» 2005年10月26日 20時45分 公開
[ITmedia]

 ネットエージェントは10月26日、ネットワーク・フォレンジック製品の新バージョン「PacketBlackHole Version 4」を発表した。2006年1月20日より販売を開始する。

 PacketBlackHoleは、ネットワークを流れるパケットをすべて記録し、いつ、誰が、どのような通信を行ったかを必要に応じて再現できるアプライアンス型の製品。情報漏えいや不正アクセスなどに対する抑止効果が期待できるだけでなく、万一事件が起こってしまった際の原因追及を支援する。

 新バージョンではデータベースの記録に対応し、OracleおよびMicrosoft SQL Serverについて、どのようなアクセスがあり、どんなクエリが投げられたかを把握できる。同時にWindowsファイル共有についても、どのファイルがどのPCにコピーされたかを特定できるようになり、情報漏えいに迅速に対応できるようになるという。さらに、MSN MessengerやYahoo!メッセンジャー、IP電話の再現も可能だ。

 また、セキュリティ技術に詳しくない管理職でも利用しやすいようインタフェースが改善されるという。

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