Sun、Windowsにも対応のJava ES新版発表

SunはJava ESのリリース4を発表した。SOA機能が強化され、3カ月以内にWindows Server 2003のサポートも追加する見通し。

» 2005年10月27日 08時18分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは10月26日、Java Enterprise Systems(ES)最新版となるリリース4を発表した。OSはSolaris 10、Windows 2000、Linux、HP-UXに対応。3カ月以内にWindows Server 2003のサポートも追加する見通し。

 新版はサービス指向アーキテクチャ(SOA)機能強化が図られたほか、アプリケーション開発、テスト、導入のためのツールとランタイムインフラを提供。価格は従業員当たり年間140ドルのまま据え置く。

 SunではSolaris OSにJava ESと開発ツールスイートを統合して、デベロッパー向けに完成されたオープンで手頃なソフトソリューションを提供するとしている。

 また、Solaris 10でCommon CriteriaのEAL(Evaluation Assurance Level) 4+認定取得に向けた評価に入ったことも同時発表された。EAL4+は、商用OSとして最も高いレベルになるという。9月から評価テストが開始され、2006年中に完了の見通し。

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