「OpenOffice.org 2.0」日本語版も正式リリース

オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org 2.0」の日本語版が正式にリリースされた。

» 2005年10月28日 07時07分 公開
[ITmedia]

 OpenOffice.org日本ユーザー会は10月27日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org 2.0.0 日本語版」を正式に公開した。

 OpenOffice.orgは、ワープロや表計算、プレゼンテーションなどのモジュールを統合したオープンソースのオフィススイート。バージョン2.0の英語版は、日本語版の公開に先立ち10月20日にリリースされていた。

 バージョン2.0では、OASISが承認したXMLファイルフォーマット「Open Document Format for Office Applications」(OpenDocument)を標準ファイル形式としてサポートした。また、XForms標準に準拠したフォーム作成も可能になっている。

 さらに、新たなモジュールとしてデータベースの「Base」が追加されたほか、さまざまなインタフェースの改良、Microsoft OfficeやAdobe PDFとの互換性向上などが施されている。

 OpenOffice.org 2.0.0 日本語版にはWindows版、Linux版、Solaris版が用意されており、ミラーサイトなどを通じて無償でダウンロードできる。

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