ネットマークスのマルチデバイス認証ソフトがCitrix Serverと連携

ネットマークスが販売するマルチデバイス対応の認証ソフトウェア「SecureSuiteXS」が「Citrix Presentation Server」に対応した。

» 2005年12月02日 16時31分 公開
[ITmedia]

 ネットマークスは12月2日、同社が販売するマルチデバイス対応の認証ソフトウェア「SecureSuiteXS」が、シトリックス・システムズのサーバベースコンピューティングシステム「Citrix Presentation Server」に対応したことを発表した。

 Citrix Presentation Serverを用いたシンクライアントシステムは、情報漏えい防止に加え、パッチ適用をはじめとする運用負担の軽減という観点から注目を集めている。ただし、サーバ接続の際の認証にはIDとパスワードの組み合わせが用いられるため、第三者による成り済ましの危険性があった。

 CitrixとSecureSuiteXSを連携させることにより、バイオメトリクス認証やICカード、USBトークンなどさまざまな方式による認証を組み合わせ、より確実な本人確認を実現。全体のセキュリティ強度を高めることができる。

 ネットマークスは11月に、シトリックスのICAクライアントを利用した、PCをシンクライアント化するモジュール「MARKSREBORN」を発表しているが、このモジュールとSecureSuiteXSとの連携も可能だ。

 ネットワークスでは、SecureSuiteXSとCitrix Presentation Serverを組み合わせたシステムを既存のCitrixユーザーなどを中心に販売し、2006年度中に1万ライセンス、約1億円の売り上げを目指す。

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