Webシステム認証基盤構築へ、RSAとKCCSがディレクトリ・ID管理連携システムで協業

KCCSとRSAセキュリティは「RSA ClearTrust」の販売契約を結び、KCCSのディレクトリ管理ソフト「GreenOffice Directory」との連携ソリューションを展開する。

» 2006年03月10日 12時12分 公開
[ITmedia]

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は3月10日、RSAセキュリティとWebアクセス管理製品「RSA ClearTrust」の販売について代理店契約を締結し、KCCSのディレクトリ製品との組み合わせによる認証・ID管理基盤サービスの販売強化を両社で進めていくことを発表した。

 両社の協業の狙いは、Webアプリケーション環境における統合認証基盤の提供により、情報漏えい対策や法制度の順守など企業の経営課題に応える形で両社製品のユーザーを開拓すること。特に関西地域での販売強化を図るという。

 KCCSが手掛ける統合ディレクトリ管理システム「GreenOffice Directory」とシングルサインオン(SSO)機能を提供するClearTrustが連携することで、異なるWebシステム間のユーザーIDとアクセスの一元管理、SSOおよびアカウントのプロビジョニングが実現する。

 KCCSでは、EIP(Enterprise Information Portal)やグループウェアなどのSIビジネスにおいて、両製品による認証・ID統合管理サービスを展開、年間1億5000万円の売り上げを目指す。

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