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» 2006年04月17日 07時00分 UPDATE

運用管理ツールで何ができるのか:システムの安定稼働の「3カ条」 (1/5)

運用管理ツールを利用してシステム運用を行う際、安定稼働を実現させるために押さえるぺきポイントがいくつかある。今回は、JP1を例に業務システム運用の際にポイントとなるデータベースサーバの管理と、SAP R/3との連携を行う場合のポイントなどを紹介しよう。

[ITmedia]

このコンテンツは、オンライン・ムック「運用管理ツールで何ができるのか」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。


その1:各種データベースを効率よく管理しよう

 マルチプラットフォームの分散システムにおいて、データベースサーバの稼働状況を統合的に監視することは、システムを安定稼働させる上で重要なポイントだ。特に、パフォーマンスを最大限に引き出すには、障害の兆候を早期に検知したり、将来値を予測したりすることが欠かせない。

 データベースを管理する際は、バッファヒット率や領域の管理など、欠かすことのできない監視項目がある。バッファヒット率は、データベースが効率良くデータ参照を行っているかの目安となる値だ。1日のバッファヒット率が慢性的に低下しているならば、バッファのサイズを再検討するべきだろう。特定の時間帯で局所的にヒット率が低下している場合は、特定のSQL文が効率の悪いデータ参照を行っている可能性がある。また、領域不足によりデータの書き込みが失敗することがないよう管理することも重要だ。

 通常、データベースはある程度の領域不足に対しては自動的に領域拡張を行えるが、断片化されている領域が増加すると、拡張するための領域を確保できないこともある。その場合、断片化された領域の数を監視して、必要に応じてデータベースの再編成を行う必要がある。このように、データベース固有のパフォーマンスを監視することで、データベースを最適な状態に維持するのである。

JP1-3_fig1.jpg 図1 JP1/PFMは、データベースサーバの稼働状況を統合的に監視する
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