日本HP、中堅・中小企業向けSSOソフトの新版をリリース

日本ヒューレット・パッカードは5月15日、複数システムのSSO(シングルサインオン)を可能にする「HP IceWall SSO Ver.8.0.1 Standard Edition」を発売した。数百ユーザー規模に対応し、管理性が向上している。

» 2006年05月15日 15時00分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは5月15日、複数システムのSSO(シングルサインオン)を可能にする「HP IceWall SSO Ver.8.0.1 Standard Edition」を発売した。

 IceWall SSOは、Webアプリケーション間の認証情報を連携させ、1回のログインですべてのリソースを利用できるようにする統合認証ソフトウェア。Standard Editionは、上位製品のEnterprise Editionの機能を引き継ぎながら、中堅・中小企業やECサイトといった数百〜数千ユーザー規模に適したライセンス体系を提供する。

 新バージョンの8.0.1では、対応データベースにOracle Database 10g R2、RedHat Directory Server 7.1を追加したほか、SAML 1.1、Liberty 1.2の各種プロトコルサポート、Kerberos認証への対応、管理インタフェースの改善などを行った。

 価格は税込で、100ユーザーまでが157万5000円、500ユーザーまでが252万円、1000ユーザーまでが336万円など。なおECサイト用のパッケージは、価格がユーザー数無制限で2604万円となっている。

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