MicrosoftのWinHEC 2006が開幕し、Windows VistaとLonghorn、Office 2007のβ2リリースが発表された。Office 2007のβ2は日本語版も登場。
米MicrosoftのWinHEC(Windows Hardware Engineering Conference) 2006が5月23日、シアトルで開幕し、ビル・ゲイツ会長がWindows VistaとWindows Server「Longhorn」、Office 2007のβ2リリースを発表した。この3製品のβ版が同時発表されるのは初めて。
Windows VistaとLonghornのβ2は、MSDNとTechNetおよびTechnology Adoption Program(TAP)、TechBetaプログラムに加入しているデベロッパーらに公開された。WinHEC参加者にはDVDで配布される。
数週間後には非会員にもコードを配布してテストしてもらうためのプログラム「Windows Vista Customer Preview Program」(CPP)を開始する。β2をインストールしてテストしてみたいという愛好家にも公開予定。
Office 2007のβ2は、英語版と並び日本語版などもリリースされた。同社サイトから無料でダウンロードできる。
ゲイツ氏はまた、Windows Liveソフト開発キット(SDK)のβ版をこの夏にリリースする計画も披露した。Windows LiveサービスをPCやネットワーク経由で利用するためのWebカメラやヘッドセットといったハード製品開発に利用してもらう狙い。
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