ジャストシステム、迅速なXMLアプリケーション開発を可能にするxfy新製品

ジャストシステムが来月発売する「xfy Enterprise Solution for Oracle Database 10g」は、ノンプログラミングでXMLによるSOAやWebサービス開発を可能にする。

[ITmedia]

　ジャストシステムは、XMLによる業務用アプリケーション開発ソリューションの新製品「xfy Enterprise Solution for Oracle Database 10g」を、来月10日から発売する。

　新製品は、XMLアプリケーション開発基盤環境とクライアント実行環境を統合的に提供する「xfy Enterprise Solution 1.0」と「Oracle Database 10g」を連携させ、データベースとの対話可能なユーザーインタフェースを備えたアプリケーションを迅速かつ柔軟に構築することができるもの。

　標準でSOAのクライアント環境を提供し、対象とするWebサービスを指定するだけでXMLデータを取得して自動的に視覚化（View）することができるほか、生成したViewの登録と貼り付けを行うだけで、SOAのクライアントアプリケーション開発をノンプログラミングで行うことができるという。

　RDBとXMLDBが共存する場合でも、違いを意識することなくOracle Database 10gに問い合わせをして、その結果のXMLデータを自動的に表示することも可能。ユーザー認証やアプリケーションの共有・配信を集中管理する機能も提供する。

　価格は、1サーバ／50クライアントで税別750万円（7万5000ドル）、追加クライアントライセンスは、20クライアントで94万円（9400ドル）。年間保守費用として別途、購入価格の20％が必要となる。