センドメールとクラスキャット、Linuxベースのメールサーバ構築で提携

センドメールとクラスキャットは、セキュアなLinuxベースのメールサーバ構築で提携する。

» 2006年11月14日 12時56分 公開
[ITmedia]

 センドメールとクラスキャットは11月14日、Linuxベースのメールサーバ分野で販売提携を行うと発表した。2社の製品を統合したサービスの提供を開始する。

 2社が提供するのは、センドメールのメールセキュリティの運用・管理の統合環境「Mailstream Manager」とクラスキャットのLinuxサーバ管理ソフトウェア「ClassCat Cut Server Manager Enterprise Edition 4.1」を統合したサービス。IT管理者の設置が難しい一般企業からWeb関連サービスを提供する専門業者まで、Linuxベースのセキュアなメールサーバを構築することができる。

 Mailstream Managerは、メールゲートウェイからメールボックスまでをカバーするメールセキュリティ商品。ウイルスやスパム対策、情報漏洩防止、誤送信防止、コンプライアンスでのメールポリシーの設定や実施を一元的に行える。

 ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition v4.1は、Webベースのインターネットサーバ管理ツール。オープンソースとして公開されたSun Cobalt RaQ550のGUIをLinuxにポーティングした商用ソフトウェア製品である。インターネットサーバの基本ソフトウェア(Web、Mail、DNS、SNMPなど)や25番ポートブロック、サブミッションポートおよびSMTP認証、送信ドメイン認証、スパムフィルタ、SSL暗号化通信の運用・管理をブラウザから行える.

 なお、販売代理店からは、チューニングしたハードウェアに2社のサービスをプリインストールしたメールサーバ・アプライアンスとして提供されるという。

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