ワークフロー機能が充実したWebベースのグループウェアを発売――ネオジャパン

ネオジャパンは、数万人規模までの事業所向けWebベースのグループウェア「desknet's Enterprise Edition バージョン4.6」を発売した。

» 2006年12月04日 17時53分 公開
[ITmedia]

 ネオジャパンは、数百〜数万人規模の事業所向けのWebベースのグループウェア「desknet's Enterprise Edition バージョン4.6」を、12月4日に発売した。

 desknet's Enterprise Editionは、データ管理にOracleやMicrosoft SQL Server、PostgreSQLなどの汎用データベースを採用し、スケジューラーや設備予約、電子会議室、文書管理、ワークフローなどの機能を利用できるWebベースのグループウェア製品。数万人規模の大規模な事業所でも利用可能な安定性と運用管理を実現している。

 バージョン4.6は、ワークフローの機能を拡張したdesknet's Enterprise Edition専用のオプション機能「スーパーワークフロー」を利用できるのが特徴となる。

 スーパーワークフローは、申請者が行う申請内容から申請経路や申請先の担当者を自動的に選択するため、申請者の手間を軽減できる。また、全社規模で組織横断型のプロジェクトを行う際に、仮想グループを作成することで通常の申請経路とは異なったプロジェクト独自の申請経路を設定できる。設定可能な組織階層構造が10階層となり、設定可能な申請経路数が無制限になるなど、組織形態や利用内容に合わせて柔軟な申請を行える。

 新バージョンでは、セキュリティの強化や運用管理の利便性向上、検索や整理機能の簡素化、Webメールの性能向上、データ共有機能の向上など50カ所以上の部分が改良された。ユーザーの利便性だけでなく運用管理者の負担を軽減できる仕様になっているという。

 対応データベースは、Microsoft SQL ServerおよびOracleで、PostgreSQL、DB2は順次対応する予定。ライセンス料は、基本構成が52万5000円(50ユーザーの場合、税込)からで、ユーザー数無制限では1050万円(税込)。カスタマズの場合は別途、応相談となる。また、スーパーワークフロー機能は105万円(税込)。

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