TISソリューションビジネスは、改ざんの困難なメールデータの蓄積で内部統制に対応するメールソリューションを提供する。
TISソリューションビジネス(TSB)は1月9日、リアルタイムにメールをアーカイブ化して、監査証跡として内部統制に利用できる「ZipLip」の提供を開始した。
TSBは、米ZipLipが開発したメールアーカイブソフトウェア「ZipLip Unified Archival Suite」の販売と導入コンサルティングやインプリメンテーション、メンテナンスなどのサポートと組み合わせ、ソリューションとして提供する。また、日本SGIが技術支援を行う。
社内外のすべてのメールを対象に、ヘッダーや本文、添付ファイルなどから検索用のインデックスを自動的に生成し、暗号化を行ってリアルタイムに蓄積する。改ざんの不可能な監査証跡として利用できるほか、検索も迅速に行えるという。対応するメールサーバは、Microsoft Exchange ServerおよびLotus Notes/Dominoとなる。
参考価格は、500ユーザーの場合で700万円から。今後3年間で20億円の受注を見込んでいる。
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