IEの“ツールバー”は自分好みへ(前編)Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ(1/3 ページ)

一般的にブラウザのツールバーといえば、「提供されるもの」といったイメージがあるだろう。しかし、簡単な方法で好みのものへとカスタマイズすることができるのだ。その方法を理解すると、ブックマークとは違った自分好みのブラウザ環境が構築できる。

» 2007年01月16日 08時00分 公開
[大澤文孝,ITmedia]

 マイクロソフトが新たなプラットフォームと位置付けるWindows Live。そのサービスで提供されるブラウザの拡張機能の1つが、「Windows Live Toolbar(以下、Live Toolbar)」だ。

 Live Toolbarを使うと、ツールバーから、Windows LiveやWindowsデスクトップサーチを使った検索ができるようになる。しかし、Live Toolbarの機能は、検索だけではない。

 オンライン・ムックPlus「Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ」の一部として連載を続けているこの記事だが、これまでにはLiveプラットフォームとして「Liveガジェット」についても連載している。興味ある人は参考にしてほしい。今回紹介するLive ToolbarとLiveガジェットは密接な関係でもあり、それがマッシュアップするコンテンツも考えられている。

 なお、このオンライン・ムックPlusでは、“Liveガジェットのアイデア募集”を行っている。読者から寄せられたアイデアは、本特集上で優秀作やアイデア傾向などを紹介していく予定だ。

Windows Live Toolbarとは?

 Live Toolbarには、ユーザーが作成したカスタムボタンを追加することができる。例えば、ボタンをクリックしたときに好きなサイトを表示させたり、RSSフィードをメニューとして表示、また、任意のサイトで検索してその結果を表示するようといったカスタマイズができるのだ。

 これらのカスタマイズによる効力は、Webブラウザが使いやすくなることである。

 Live Toolbarは、Internet Explorer 6.0以降で利用できるツールバーだ。「http://toolbar.live.com/」からダウンロードしてインストールできる(関連リンク)

 Live Toolbarをインストールすると、ツールバーから、ウェブやニュース、画像など、Windows Liveで提供されている検索のほか、Windowsデスクトップサーチを使って、自分のコンピュータに保存されているデータも検索できるようになる。また、フィッシング詐欺やウイルスから保護する機能も備えているのも特徴だ。

 Live Toolbarには、さまざまな操作をするためのボタンも備わっている。

 標準では、Windows Live Mailを参照したり、MSNのコンテンツを見たり、RSSフィードの一覧を見るためのボタンが表示されている(画面1)

画面1■Windows Live Toolbar

ボタンをカスタマイズするには

 Live Toolbarのオプション変更画面を表示すると、[ボタンのインストール]という項目がある。

 標準では、「キーワードナビビューア」というボタンをインストールすることができる(画面2)

 また、キーワードナビビューアは、検索結果を表示するときに検索語句をハイライト表示し、語句を見つけやすくするためのボタンだ。

画面2■ボタンのインストール
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