IT投資の最適化:新しい投資効果の評価方法ホワイトペーパー

ITシステムの投資効果は、投資額と可用性(その投資から得られた効果)から計測できる。だが、現在のような変化が激しいビジネス環境では、それだけでは不十分だ。新しい投資効果の評価方法を確立する必要がある。

» 2007年04月02日 08時30分 公開
[ITmedia]

 企業経営において、投資は利益の源となる。経営計画では、その投資の成果を予測し、月次または期末ごとに投資効果を評価することになる。投資効果の測定方法には多数あるが、大きく分ければフロー評価とストック評価の2種類がある。

 フロー評価は、これまで広く実施されており簡易な方法だ。ITシステムの分野でいえば、ITシステムを機能させる機器や施設などへの(新規)投資がどれだけの利益を生み出したかを見る方法だ。しかし、これでは既存の機器や設備、つまりストック評価が含まれない。そこで近年注目されるようになったのが、TOC(総所有コスト)だ。これまでの投資総額も考慮しなければ、正確な投資効果を見積もることはできない。

 投資効果の測定でもう1つ重要なのが、迅速さ(アジャリティ)だ。これは変化対応力と言ってもよい。特にIT分野は、技術進化のスピードが速い。ビジネス環境および技術進化に迅速に対応するためには、拡張性が高く、再構成もしやすいシステムが必要となる。

 ここでは、企業競争力を維持するのに必要なNCPI(ネットワークに必須の物理インフラ)の投資評価方法について、エーピーシー・ジャパンが解説する。

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