識別と暗号化をゲートウェイで一括処理、NECらが「メール自動暗号化システム」

NECとNECソフトは、Express5800シリーズに電子メールのフィルタリング製品と暗号化製品を組み合わせた「メール自動暗号化システム」を発表した。

» 2007年05月07日 18時43分 公開
[ITmedia]

 NECとNECソフトは5月7日、IAサーバ「Express5800/120Ri-2」に、電子メールのフィルタリング製品と暗号化製品を組み合わせた「メール自動暗号化システム」を発表した。

 メール自動暗号化システムは、NECのPCサーバ製品Express5800/120Ri-2上に、キヤノンシステムソリューションズの電子メールフィルタリング製品「GUARDIANWALL」と、米PGPの暗号化製品「PGP Universal」を搭載したもの。製品開発に当たりExpress5800/120Ri-2は、米PGPの動作保障を取得したという。

 メール自動暗号化システムでは、企業がやり取りする電子メールをGUARDIANWALLによってゲートウェイ側で一括して検査。個人情報や機密情報などを含む疑いのある電子メールを識別し、PGP Universalで自動的に暗号化する。電子メールの暗号化をエンドユーザー任せにせず、システム側で一括して行うことにより、ユーザーの操作負担や管理コストを削減できる点がメリットという。

 メール自動暗号化システムの価格は500万円から。同日より販売を開始し、6月1日より出荷する。

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