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» 2007年05月16日 13時03分 UPDATE

富士通、世界最小・最軽量のビジネス向けPCを発表

富士通は世界最小・最軽量となるUMPC「Uシリーズ」を発表した。まずは企業向けモデルから展開する

[國谷武史,ITmedia]

 富士通は5月16日、世界最小・最軽量となるウルトラモバイルPC「FMV-U8240」を発表した。企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOK」の「Uシリーズ」として6月中旬から法人向けに発売する。

DSCF0036.jpg 世界最小UMPCのUシリーズ。オプションでUSB端子4カ所と100BASE-Tポートを備えるポートリプリケータが用意される。本体に有線LANポートはなく、添付される簡易アダプタが必要

 経営執行役の山本正己パーソナルビジネス本部長は、「ついにノートPCからパームトップPCの時代に突入する。企業の現場で革新を起こすべくUシリーズを世界の現場に展開する」とコメントした。

DSCF0018.jpg Uシリーズを披露する山本本部長

 Uシリーズがターゲットとするのは、セールスの現場や製造、医療、流通、小売などのモバイル利用が必要とされる幅広いビジネスシーンで、まずは企業ユースを中心に開拓する。また、高性能情報端末としてコンシューマーにも訴求していく考えだ。

DSCF0029.jpg ラップトップ時のスタイル。キーピッチ14mmで操作性は悪くない。右手位置にあるパッドでポインターを操作できる
DSCF0033.jpg タブレット時のスタイル。スタイラスによるペンタッチ入力に対応する。約580gと軽量で女性でも持ちやすい

 Uシリーズは、インテルのUMPCプラットフォーム「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用し、ラップトップ操作とタブレット操作に対応したA5型コンバーチブルモデル。タブレット時のサイズは、W171mm×D133mm×H26.5mm、標準バッテリ搭載時の重量は約580gで世界最小・最軽量を実現した。

 CPUはIntel A110プロセッサ800MHzを採用し、ディスプレイは1024×600ピクセルの5.6型ワイドSVGA液晶を搭載する。メインメモリはDDR2 SDRAM 512Gバイト(最大1Gバイト)。HDDは標準20Gバイトでカスタムメイドで40Gバイトまで選択できる。無線LANは、「なし」または802.11a/gが選択できる。なお、搭載OSはWindows XP ProfessionalまたはWindows Vista Businessとなり、さらにカスタムメイドでアプリケーションのOffice 2003/2007/2007 With PowerPointが選べる。

 バッテリー駆動時間は、標準バッテリーでXPモデルが4時間、Vistaモデルが3.5時間、拡張バッテリーでXPモデル8時間、Vistaモデル7時間となっている。

 企業レベルのセキュリティ機能を持ち、指紋センサーやBIOSパスワード、シングルサインオンなど多彩な認証機能に対応するほか、TPMセキュリティチップを搭載して情報を保護することができる。

 USBポートや外部デバイスの接続を制限する「Portshutter V2」が標準添付され、不正な情報持ち出しを防ぐことができる。管理者が許可した機器のみを接続するといった設定も可能。

 XPモデルは6月中旬から、Vistaモデルは7月上旬からそれぞれ企業向けおよびWeb直販で発売される。価格は、メモリ512MバイトのXPモデルが14万4000円、同1GバイトのXPおよびVistaモデルは16万4000円。なお、コンシューマー向けモデルは2007年秋頃に店頭販売される見込みだ。

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