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» 2006年12月15日 07時59分 公開

モバイルエンタープライズの市場規模、2010年には35億ドルに――米予測

モバイル化は、すべてのエンタープライズアプリケーションベンダーが考慮すべき傾向だ、とIDCは指摘している。

[ITmedia]

 調査会社の米IDCは12月14日、モバイル対応のエンタープライズアプリケーション(MEA)市場規模に関する予測を発表した。世界のMEA市場規模は、2005年の約12億ドルから年率23%で拡大を続け、2010年には35億ドルに達する見通しだという。

 MEA市場が拡大を続けるための鍵として、IDCは幾つかの要素を挙げている。業務ニーズに応じた機能の実装を促す各種のニーズ、キャリアやベンダーがソリューションをパッケージ化して提供できること、組織全体での配備によりコラボレーション型のCRMアプリケーションが浸透することなどだ。

 「MEAとは単なる『アプリケーションのモバイル化』ではなく、ユーザー(の役割など)に応じて様々なアプリケーションを組み合わせて提供することだ」とIDC。アプリケーションをサポートし、将来にわたってエンタープライズ級の拡張性を提供するためにはインフラが重要だと指摘し、ベンダーに対してはインフラの強化を、顧客企業に対してはベンダーのインフラサポート能力を重要視すべきだとした。また、「モバイル化はすべてのエンタープライズアプリケーションのベンダーが考慮し、自社の製品ポートフォリオに組み入れるべきもの」として、ベンダーに対し、自社の製品やユーザー体験をモバイルの視点からとらえなおすことを勧めている。

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