分からないことは何でも聞いて!――ターボリナックスがwizpy相談会を開催

「PC 2.0」をコンセプトに自分のPC環境を持ち歩けるwizpyについて、発売元のターボリナックスが無料相談会を開催した。

» 2007年05月28日 13時47分 公開
[ITmedia]

 ターボリナックスはこのほど、2月に発売した手のひらサイズのPC「wizpy」に関する無料の「wizpyなんでも相談会」を、東京都渋谷区の同社本社で開催した。

 相談会は、wizpyの概要や機能の体験から操作方法、活用事例のほか、PCでの利用を実際に確かめたいといった身近な内容まで、wizpyに関する疑問に同社スタッフが答えるもので、購入のための参考情報やユーザーへのサポートを直接提供する初めての試みとなった。

「実物を見たい」というものからwizpyのアプリケーション開発まで、wizpyに関するあらゆる相談に、同社スタッフが答える。

 wizpyには、ユーザーのPC環境を持ち歩くだけでなく、メディアプレーヤー機能やUSBメモリとしての機能も備わる。また、wizpyに関する情報は専用サイトの「wizpy Club」で提供しているが、「何ができるのか、分からないことを直接聞きたいというニーズが多く、相談会を継続的に開いていく」と森蔭政幸事業推進本部長は話す。

 森蔭本部長によれば、教育機関などではwizpyを教材として利用したいというニーズもあるとのこと。wizpyに生徒が自身のPC環境を設定して持ち歩くことで、校内PCをシンクライアント的に利用できるようになるため、セキュリティが高まるという。

 森蔭本部長は、「wizpyを通じてLinux環境を体験することができるので、オープソースコミュニティのすそ野も広げていきたい」と話している。

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