最高気温の記録更新、その時ITはどうあるべきかオルタナブログ通信(1/3 ページ)

猛暑日が続く日本列島。74年ぶりに観測史上最高気温も塗り替えられた。一方、Vistaにはいつ、暑い日が来るのだろうか。オルタナブロガーたちの反応や、いかに。

» 2007年08月24日 17時37分 公開
[森川拓男,ITmedia]

酷暑、記録的な暑さが直撃したことで

 お盆休みが終わり、暦の上では処暑を迎えた。

 しかし、お盆期間中の日本列島は、とんでもない暑さに襲われた。8月16日にはついに、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で気温が40.9度を記録、1933(昭和8)年7月25日に山形市で記録した40.8度を上回り、日本の観測史上最高気温が、74年ぶりに更新された。すでにニュース報道で知っている人が多いことだろう。

 さらにお盆期間が終了しても続いた猛暑は電力にも影響を与え、22日には東京電力が17年ぶりとなる供給抑制も行ったほどだ。

 この猛暑を受けて、高橋徹氏「代替案のある生活」地球温暖化 - ITにも責任がある!という興味深いエントリーが投稿された。ITが利用する電気料の多さが地球温暖化に影響を与えているというのだ。つまり、ITが使用する電気料を減らすことが必須条件になるというわけである。

 とにかくこの暑さ、野外はキツイことが誰しも感じているところだろう。筆者の場合は帽子をかぶって外出するようにしているが、大里真理子氏「マリコ駆ける!」では、男性陣も日傘はいかが?というエントリーが投稿された。確かに、日傘のほうが帽子よりも数倍効率的だが、男性が差している光景は見たことがない。そもそもデザイン的にも婦人用になっているというのもあるのだが、この猛暑ともなれば切実なところなのかもしれない。この件に関しては、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」日傘を差すならこんな傘というエントリーを投稿している。参考にしたい。

 このように暑さが続くと、冷たいものが食べたくなる。そして、夏はやっぱり「白くま」というのは、栗原潔氏「栗原潔のテクノロジー時評Ver2」「白くま」の商標権問題についてに書かれている。この「白くま」、鹿児島のとある店が発祥というのは知っていたが、同氏はこの「白くま」の商標について述べており、なかなか興味深いものだった。ついでに、久しぶりに「白くま」が食べたくなったことは言うまでもない。

 また、お盆の過ごし方について、酒井秀夫氏「アセンディア酒井の大分・福岡・東京の三都?往復日記」で仕事とプライベートそれぞれについて、お盆のすごし方(仕事編)お盆のすごし方(プライベート編)という風にまとめていたが、そういうこともあったのかと思わせてくれて感心した。筆者とはあまり関係ないが、ある程度の立場にある人には参考になるのかもしれない。

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 今回は、8月16日〜8月22日に投稿されたエントリーの中から、冒頭で取り上げた酷暑のほか、Vistaコンピュータウイルス足あとネット時代のコミュニケーション書籍検索提携カードといったキーワードから筆者の視点で取り上げてみた。

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