巨大なボットネットの処理能力を利用できるスパマーには、3D風の画像スパムを作ることもたやすいようだ。
スパムフィルターを避けるためにテキスト入りの画像を使う手口は以前からあるが、ここ数日、3D風の画像スパムが増えてきたとセキュリティ企業F-Secureが報告した。
このスパムは、画像内のテキストを擬似3Dレイアウトでレンダリングしている。このような画像の生成は、通常の画像スパムよりもコンピュータの処理能力を要するが、スパマーは巨大なボットネットの処理能力を利用できるとF-Secureは指摘している。
「スパマーが受信者ごとに独自の3Dスパムをレンダリングするのもできないことではなさそうだ」(同社)
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