VMwareが、ゲストOS仮想化コンポーネント一式「VMware Tools」をオープンソースとして公開した。
米VMwareは9月11日、仮想化ツール「VMware Tools」の大半をオープンソースとして公開したと発表した。
VMware Toolsは、VMware仮想マシンのパフォーマンスを強化し、管理を改善するゲストOS仮想化コンポーネント一式。「Open Virtual Machine Tools」プロジェクトの一環としてオープンソース化する。
コードはSourceforgeで公開され、Linuxベンダーは自社のOSに組み込むことができる。
Open Virtual Machine Toolsプロジェクトは、コミュニティーと協力して仮想化のメリットを広めることを目指しており、またVMwareが顧客をサポートしやすくすると同社は述べている。
同社はまた、オープンソース化したVMware ToolsをOSインストールプロセスに組み込むために、NovellやRed Hat、UbuntuなどのOSベンダーと協力しているという。
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