大塚商会、管理者不要のUTMセキュリティサービスを開始

大塚商会は、複数のセキュリティ対策を統合する「UTM」の導入から保守までを一貫して提供する中堅・中小企業向けサービスを開始する。

» 2007年10月03日 19時24分 公開
[ITmedia]

 大塚商会は10月3日、複数のセキュリティ対策を統合した「UTM(統合脅威管理)」の導入から保守までを一貫して提供する中堅・中小企業向けサービス「FMS/FortiGate フルバンドル」を開始した。

 同サービスは、UTM機能を持つフォーティネットのゲートウェイ装置「FortiGate」のレンタルと、大塚商会セキュリティ監視センターによる24時間365日体制の運用・監視をセットで提供する。セキュリティ対策専門家の設置が難しい企業向けの利用を見込む。

 同サービスで利用できるセキュリティ機能は、ファイアウォールやアンチウイルス、アンチスパム、IPS(不正侵入防止)、URLフィルタリング、メールフィルタリング、Winny通信の遮断。大塚商会では、利用企業の環境に合わせたセキュティ機能の推奨値の設定代行やシステムの導入、障害発生時の通報およびリモートメンテナンスを行う。さらには、専門技術者の訪問対応も提供する。

 利用料は月額2万5000円(税別)から。同社では初年度1000台のゲートウェイ装置の利用を見込んでいる。

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