テックリンク、迷惑メール遮断専用アプライアンスを発表

テックリンクは、迷惑メール遮断専用アプライアンス「JUNIOR10」を11月1日から発売する。

» 2007年10月10日 20時31分 公開
[ITmedia]

 テックリンクは10月10日、迷惑メール遮断専用アプライアンス「JUNIOR10」を11月1日から発売すると発表した。

 同製品は、トランスウエアの「Active! hunter」を用いたアプライアンス。16種類のフィルタ(これは概念的な分類で、実際には160以上のフィルタリング機能)でスパムメールを遮断する。

16種類のフィルタリング機能によりスパムを遮断(テックリンクのWebサイトより)

 スパムの学習エンジンには統計学理論の1つSupport Vector Machine(SVM)を採用し、ベイズ理論によるベイジアンフィルタでは対応できないスパムメールにも対応する。

 管理はWebブラウザ経由で行え、各ユーザー専用のインタフェース(パーソナルコントローラ)ではユーザー独自のフィルタ設定や、受送信したメールのステータスおよび統計表示、誤判定により隔離されたメールの救済処置などが行える。また、ブリッジモード、バイパスモードにも対応する。

 製品にはデフォルトで10個のユーザーライセンスが添付されており、sales@〜、info@〜、support@〜などのパブリックアカウントなどに対してすぐに適用させることができる。

 製品はコンパクトタイプと1Uサーバタイプが用意され、前者は500人程度の従業員規模、後者は1500人程度まで処理可能なスペックを備える。

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